温度管理はとても重要です。
こんばんは、ディンクスの中村です。
軽~いネタでいいから更新して行くぞ! と、意気揚々 仕切り直した前回でしたが
気づけば早や 一ヵ月・・・
ぜんぜん、出来ておりません。
中村もそうですが現場も全員忙しく、ディンクスは日々フル回転が続いてます。
それでもモットーである「精密な仕上がりと迅速な納期」は、厳守するとの事で
ほんと・・・
みんな頑張り屋なんですわ (^^ゞ
そんな多忙な毎日の中でも、日に数回 必ず行われるルーティーンがありまして
それが ”温度管理” です。
コロナ禍だった事から最近じゃ~あたり前? てな位、よく見かける温度測定器。
ディンクスでは人間の体温を測る訳ではなく、主に金属の温度を計測しています。
例えば この鉄骨・・・
室内環境は常に空調で調節されており、基本20度を目標定温としております。
シリンダースリーブも、 お~!
ピッタシ!20度ですね~ (^^)v
そのスリーブに使用されるピストンはと言うと、こちらも20度!
ピストンの部位により わずか0.1度程度の温度誤差が見られる時もありますが
全く同じ温度での統一に拘って管理しています。
測定ツールの温度が 測定そのものに大きく影響する事はご存知かと思います。
マイクロメーターなどは もうその筆頭で、これも温度管理が絶対に必要・・・
ジャスト20度。
う~ん、凄い・・・ 実に気持ちいいです!
内燃機加工は施工する環境が仕上がりに影響します。
鉄やアルミなど、全ての金属は温度の変化によって膨張や収縮をするもの・・・
また、メカニックがエンジンを組み立てる際も各部の測定が伴う為 その測定時に
誤差が出ない様、エンジン作業室も定温をキープすると言うのがセオリーです。
それが内燃機加工ともなると、もはや定温管理は【絶対条件】
金属の膨張率を常に同じ条件にして加工するのが精密な仕上がりに直結するので
ディンクスでは朝から晩まで神経質な管理を徹底しているんです。
いや~ 気持ちいいなぁ~ ♪
と思って、外出たら・・・
この日は夕方になっても外気温が20度。
春だなぁ・・・
これ、一応オチですからね (;^_^A