Corporate Philosophy

企業理念

Direction Next Noblest

(株)ディンクスはDirection Next Noblestの略称名で(株)ノーブレストの子会社です。
ユーザーから発せらた声に耳を傾け、本質的なニーズに応えようと試みる内燃機関加工会社として発足しました。
工場は精密な加工を追求するのに必要となる適切な環境を求め、営業は顧客サービスに応えるべく常に時世を捉え、互いに意見を交わし合えるスタッフ達により設立された内燃機関加工会社です。
先ずは精密な内燃機関加工の業務ありきで、そこに必要となる優れた品質の自社製部品開発を組み合わせています。
二輪、四輪を問わず、数多くの皆様にご利用いただければ幸いです。

EVへのシフト

内燃機関加工業界は、今後ガソリンエンジン車両の生産減少に伴って業務の衰退が予測されています。
2030年から2035年にかけて実態がどうなって行くかにもよりますが、EVへのシフトが達成される事で内燃機関に関連した業界の市場は大きく縮小する可能性があります。
しかしながら、日本はEV車両のエネルギーたる「電力の発電」に深刻な課題を抱えています。
原発が完全稼働していた時代は去り、今の日本は季節や地域によっては電力不足を引き起こす社会になりました。
再生可能エネルギーは発展途上であり、今後更に普及して行くEVの給電を満たす為には火力発電は欠かせません。
ところがその火力発電から排出される燃焼排気ガスは、実は日本中のガソリン自動車から排出される排気ガス量に匹敵すると言われています。
この矛盾した関係性を抱えている限りは、日本における真のカーボンニュートラルは達成できないかも知れません。

ガソリンエンジン車両の低炭素化

また、現在の自動車・オートバイ市場を見る限りでは2030年以降もガソリンエンジンの車やオートバイは愛され、中古車市場に出回った車両が当面は数多く走り続けると予想されます。
それら旧年式ガソリンエンジン車両の排気ガスが低炭素化できたなら、それが可能なら脱炭素化に近づく事が出来る。
エンジンオーバーホール時に必要となる内燃機関加工の精密な技術向上は燃料の完全燃焼を促し、排気ガスの濃度に大きな影響を与えます。それはすなわち、内燃機関加工は社会貢献できる要素を持ち合わせていると言う事でもあり、故にその技術を持って(株)ディンクスは、(株)ノーブレストの「旧年式車両の現代適合化」特許出願に欠かせない下支え的な部門としても存在しています。

次世代のエキスパート技術者達へ

水素エネルギーこそが本当の意味での脱炭素化であるなら、精密内燃機関加工はいずれその術を活かせる事でしょう。
自動車産業の一角を担うため、そしてまだ少し先の次世代に優れたエキスパート技術者達を残すため。
(株)ディンクスは衰退して行くであろうと予測される内燃機関加工業界に逆行し、拡張と成長を目指した会社です。