始めまして！ディンクスです！

2022年9月20日

こんばんは（株）ディンクスの中村です。

千葉県柏市の国道１６号線沿いにある、サンクチュアリー本店。

ご存知ない方の為にも一応ご説明しますと、国産ロードスポーツバイクのカスタムや
チューニング、整備や修理などを主業務としており、オリジナルパーツの開発と販売
また、ヨーロッパやアメリカからの輸入パーツ代理店などを生業としております。

アメリカカリフォルニア州のロサンゼルスには子会社ＲＣＭＵＳＡＩｎｃがあって
州政府からオートバイメーカーとしての正式な認可を取得。
メイドインＵＳＡにはなりますが、自社製シャシーでのオートバイも世に出しました。

サンクチュアリー ”本店” と名乗るのには日本全国に少ないながらもＦＣグループ店が
ありまして、それゆえここ柏にあるサンクチュアリーが ”本店” と言う立ち位置です。

”サンクチュアリー本店” は店舗の名で正式な法人名は（株）ノーブレストと言います。
海外ではＡＣサンクチュアリーの名で広く認識して頂いているかな。

そんなサンクチュアリー本店の中村であり（株）ノーブレストの中村でもあるんですが
（株）ディンクスの中村でもあると・・・

いや～のっけから、実にややこしいですな～ (;^ ^A

そのサンクチュアリーの建物横には側道があって、ここは狭いながらも裏に抜けられる
便利な道なんですが・・・

その僅か３０メートルほどの緩い坂になった側道をテクテク歩いて行きますと・・・

こんな建物があります (^_-)-☆

実はここが内燃機関（エンジン）の加工を行う専門部門、（株）ディンクスなんです。

あたり前の事ですが株式会社だから（株）がついてる訳ですけど、自分中村はこの
ディンクスの代表でもあります。

２年ほど前から社内で内燃機加工を行うべく専用設備やツールを手に入れ、少しづつ
進めて来た内燃機加工部門でしたがサンクチュアリーとは職種が意外に異なる事から
子会社として別法人化・・・

ここに建物を立てて現在の状態に至るまでは、それこそ紆余曲折・・・

いや紆余曲折なんてもんじゃない、長い長～～～い道のりがありましてね ( ；∀；)

今でこそ優秀な技術者達に恵まれていますが、最初は一人でコツコツコツコツ・・・

２０２０年頃から２年間もかけて、ようやく満足できる素晴らしい会社になりました。

その誇るべき社内は徹底して温度管理が出来る環境であり、そこには専用機がズラリ！

まずは山崎技研製縦型フライスＹＺ-８Ｎと汎用ＮＣフライス機ＹＺ-５００ＷＲです。

シリンダーボーリングにブロックやヘッドのデッキ面研など、この２機を使い分けして
各種切削加工を行います。

応用の仕方により、オーソドックスなメニュー以外にも対応する事から中心的な機械で
これから「こんな加工も出来ます」と言う例などお見せして行きたいと思います。

ご存知、ダミーヘッドもＲＣＭＵＳＡに頼んでＭＡパフォーマンス社から取り寄せし。

そのダミーヘッドを用いて行う加工が、シリンダーとピストンとのクリアランスを
精密に仕上げるホーニング工程で、同じく専用機が必要。

このロッテラー社製Ｈ８５Ａも、ロサンゼルスのＲＣＭＵＳＡに交渉を続けて貰い
海運で輸入したマシンなのですが、従来のアナログホーニング機ではなく電子制御で
ホーニングするもの・・・
一言で言えばこれは ”ＮＣ”で、電子制御でホーニング仕上げする事で１０００分台の
超精密クリアランスを追求できると言う最新鋭の優れもの。

室内さえ定温２０度に保てばシリンダークリアランスは理想の数値を実現できます。